はじめに

過眠症にはいくつかの種類がありますが、これらの疾患に対する現在の治療法は非常によく似通っています。また、現在の研究では、これらの疾患の間にも大きな重複がある可能性が示唆されているため、一緒に対策し、研究していくことが重要です。

過眠症財団「関連する睡眠障害(過眠症)について」2022年2月28日

過眠症患者会は、患者・家族・医療従事者の立場を越えて、過眠症について知りたい・啓発したい方ならどなたでも参加できる、広く開かれた会となっています。

過眠症のように、患者数が少なく認知度も低い病気は、単独疾患として患者会を維持していくのは困難です(これは過眠症に限らず、多くの稀少疾患の患者会にとって共通の悩みです)。ナルコレプシー、特発性過眠症、クライネ・レビン症候群、睡眠不足症候群、他さまざまな過眠症状に悩む近縁疾患の人々が手を取り合い、一つの「過眠症」として、協力し合う心が大切だと当会は考えます。

同じ診断名でも、人によって症状が違ったり、重症度が違ったりします。でも、何らかの過眠症状で困っていることは皆同じです。だから、同じ過眠症患者同士、お互いの症状の違いをよく知って尊重し合い、思いやり合うことができるのではないでしょうか。

過眠症の分類について

過眠症の分類方法には、いくつかの種類があり、それぞれの基準によって内容は若干異なります。また、最新の研究を反映して、版は常に改訂が重ねられています。現在、臨床の現場では、睡眠障害国際分類(@@@@ICSD)が世界標準となっています。

ICDDSM@@@@ICSD
最新版ICD-10DSM-5@@@@ICSD-3
最新版発行年2022年
※日本ではICD-10(2013年版)に準拠
2013年2013年
作成機関WHOAPAAASM
対象疾病全般精神障害睡眠障害
目的医学的・行政的に使用医学的に使用医学的に使用