過眠症マーク
過眠症マークとは?
過眠症は、目には見えない病気のため、外見からは見分けがつきません。患者にとっては、外出先で睡眠発作を起こすこともあれば、思わぬタイミングで眠気に襲われ、緊急の休憩や仮眠が必要になることもあります。「電車で座って休んでいたら、居眠りを注意された」「倒れていると思われて、救急車を呼ばれてしまった」など、さまざまな苦労があります。
過眠症患者会では、過眠障害をお持ちの方に関する安全性の確保と認知向上を目指し、2020年度の事業として、「過眠症マーク」の作成を行いました。過眠症マークは、患者が交通機関等を利用する際に身につけ、周囲に配慮をお願いしやすくするものです。
「ヘルプマーク」や「マタニティマーク」のように、過眠症という病気であることをさりげなく伝える「過眠症マーク」があれば、過眠症患者にとって、少しでも生活しやすくなるのではないかという思いからデザインしました。
その草案を公開して、デザインと意見の公募を行い、患者同士がアイディアを出し合って改良を重ね、寄せられたデザインから、二つのパターンを作成いたしました。
大きさ 45㎜×45㎜ にボールチェーンが付いています。
アクリルでできたTypeAと、ビニールでできたTypeBがあります。
ヘルプマークとのコラボ品となりました。マタニティマークのように周りに周知させるため、または付けていることで「これ、なーに?」と会話が始まって過眠症を説明するきっかけとなることを期待して、またはヘルプマークの代わりにと使い方はたくさん。
作成記念に過眠症患者会の公式LINEアカウントを友達登録していただいた方、先着200名様に無料で過眠症マークをプレゼントしています。
著者
- 患者会代表
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